駄話・16年04月分

16`04/06(水) -22:49-

先日、
Xbox 360CRYSIS2(クライシス2)」をクリアしました。

ナノスーツを身に纏った主人公、アルカトラズ

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簡単な内容説明

ニューヨークを舞台に、エイリアンと戦うFPSガンシューティンゲーム。

アメリカ海兵隊の隊員アルカトラズは、
疫病が蔓延しつつあるニューヨークへ、要人回収の任務で仲間と出動する。
しかし、彼らの乗った潜水艦は、何者かからの攻撃を受け沈没。
脱出したものの、海上で殲滅させられてしまう。

瀕死の重傷を負ったはずのアルカトラズは、
一命を取り留め意識を取り戻す。
その時彼は、ハイテクの塊であるナノスーツを装着していた。
再生された記録映像によると、
命を助けてくれたプロフェットと名乗る人物が着せた様だ。
だが、そのプロフェットは、スーツをアルカトラズに託した後、
「感染を防ぐ為」と称して自殺してしまう。
事態を把握し切れず戸惑うアルカトラズであったが、
命の恩人であるプロフェットの最期の指示、
ールド博士との合流の為に動き出す。

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先頃クリアした「SINGULARITY(シンギュラリティ())」が1週しか遊べなかったので、もう少しFPSをやりたいと思いすぐにプレイしました。
ちなみに、1作目の日本語版は
箱○には移されておらず、3作目付属のDLコードを使ったDL版しか存在しません。
そして、
PC用コントローラーは持っておらず、PCでコントローラー操作するゲームを遊ぶ環境がないので、今回はスルー。

シンギュラリティ」とは違い、こちらはアメリカ本国ニューヨークが舞台なので、比較的明るい画面で雰囲気が全然違います。
チェックポイントでセーブデータが上書きされてしまうのは一緒ですが、こちらはミッションごとに分かれていてクリアしたミッションから遊ぶ事が出来るので、セーブデータへの不満はありません。
ナノスーツの能力は限定的で、すぐエネルギーが切れてしまう分こちらの方が主人公が弱いですが、反面ステルス性能が高いので危険回避は得意ですね。
一応、アーマーモードを起動する事で正面からの撃ち合いも出来るので、「
DEUS EX)」の様なステルスゲーと言う訳でもありません。
総じて完成度が高く、「
クライシス2」はFPSガンシューとして最高の部類に入るんじゃないでしょうか。

で、「最高」と言いながら「最高に面白い」とは言っていない訳ですが、基本的なゲーム内容は最高に面白かったですよ(^∀^;
ただ、今作には2つほど気に入らない点があり、その1つがゲーム性を貶めていると思うんですよね。
と言う事で、まずはジャブから。

シンギュラリティ」はひと言も喋らない主人公でしたが、「クライシス2」の方も、一応最後にひと言喋るものの、基本的には喋らない主人公でした。
でも、アメリカ海兵隊の
アルカトラズ、と言うキャラ設定がある以上、主人公=プレイヤーではありませんから、喋ったって良いはずです。
リアクションしない所為で、他人の言いなりになっている様にしか見えないのが、本当に嫌。
一度は自分を裏切って殺そうとした人間の指示に従うとか、絶対納得行かないけど、マルチシナリオじゃないから、それしか先に進む方法ないし(-' -)
ちゃんと、主人公にも喋らせやり取りさせて、最低限妥協し得る展開を見せてくれないと。

どうも、
FPSは主人公を無口にする傾向がある様ですね。
FPSプレイヤーがマルチ対戦ばかりを気にして、ソロパートのシナリオなんかあんまり気にしないから、クリエイターも力を入れていないのかな?
まぁ、今のところ「
DEUS EX」「METRO2033」「シンギュラリティ」「クライシス2」と遊んで3/4無口ってだけなので、他のゲームがどうなのか判りませんけど。

そして、個人的な致命傷の方ですが、ステージ内に隠されたコレクションアイテムの探索がクソ。
今作には、
ニューヨーク記念品、ドッグタグ、乗り物のカギ、メールと4種類のコレクションアイテムが存在します。
各ミッションに散りばめられていて、種類によっては必ずあるとは限らなかったり、複数あったりします。
一応、そのミッション内にいくつあるのかは判ります。

ですが、これがやっぱり見付からない(-' -)
広大なマップのどこにあるのか判らないから、結果初見時には敵を殲滅して探し回る事になります(無視すれば良いけど、性格的に無理(^^;)。
あちこち見回すから酔うし(^Д^;
本当は、敵を倒さないでクロークモード(=ステルス)でやり過ごしたり出来るシステムなのに、探索の為に殲滅プレイのみになってしまう……ゲーム性の否定ですよ。
そして、エイリアンからはナノスーツ強化の為のナノカタリストが入手出来るので、そっちの意味でも殲滅オンリー。
まぁ、ナノカタリストはセーブデータを跨いで蓄積出来るので、稼げるミッションを繰り返せば溜められますけど。

こうまで探して見付からないって事は、クリエイターは見付けて欲しくないのだろう。
と言う事にして、今回は見付からなかったコレクションアイテムは無視する事にしました。
いつもなら、クリア後に攻略情報を調べて回収だけはするんですが、今回からは精神衛生上の理由により無視です、無視(


実際、見付からないコレクションアイテムは無視、と定めてプレイした2周目は快適そのもの。
思い切って最高難易度のスーパーソルジャーに挑戦したんですが、倒す必要のない敵はクロークでスルーしちゃえるからさくさく進めました。
ナノカタリストも、1周目でほぼ稼ぎ切れたし。
まぁ、狭い場所でやり過ごせなかったり、倒す事がクリア条件のミッションもあるので、通常状態で3〜4発も喰らうと死ぬ敵の攻撃力の高さは、さすがスーパーソルジャーと言ったツラさでしたが(^^;
それでも、クローク
狙撃クロークとか、アーマーモードを活用する事で、ちゃんとクリア出来ました。
本当、ゲーム内容は最高に面白く、コレクションアイテムの収集さえなければ完璧なゲームだよ、これ。

……まぁ、珍しい事にエンディン
ロールがなかったので、クリア後に余韻を楽しめなかったのは残念だけど(^^;
HDゲームは関わる人間が多く、長すぎて色々台無しなエンディン
ロールばかりだけど、ばっさりカットってのもあっさりしすぎだろw
(タイトル画面から、クレジットを選択する事で閲覧は可能……馬鹿みたいに長いが(爆))

と言う訳で、個人的な見解から−1点しますが、
FPSガンシューとしてこれ以上の作品はそうそうないレベルの傑作でした。
オフラインFPSガンシューに興味があるなら、「クライシス2」と言う選択が間違いのない選択ですぞヽ(^∀^)ノ


個人的評価
★★★★☆(4/5)





16`04/02(土) -23:13-

先日、
Xbox 360SINGULARITY(シンギュラリティ)」をクリアしました。

判りやすい、イメージ通りのFPSと言った感じ

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簡単な内容説明

過去と現在を行き来する、タイムスリップFPSガンシューティンゲーム。

主人公、レンコ大尉が所属するアメリカ空軍偵察部隊は、
地図から消されたロシア領のとある島への出撃を命じられる。
島の上空へ達した時、謎の攻撃により搭乗機は墜落。
期せずして、部隊は廃墟と化した島へと上陸する羽目になる。

通信により知らされた部隊の集合ポイントへと向かう
レンコであったが、途中で不思議な現象に遭遇する。
廃墟のはずの建物が焼け落ちる光景と、逃げ惑う人々。
それは、在りし日のこの島の姿。

そこで、1人の男を助けたレンコ。
しかし、その
後に戻った現在の様相は、どこか違っていて……

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以前、「DEUS EX)」をプレイした事で、苦手だったFPSでも酔わない可能性を見出したので、無性にFPSを遊んでみたくなりました。
そこで、
後に「METRO(メトロ)2033」と言うゲームに挑戦したものの、世界観以外のゲーム性の部分が決定的に合わず、すぐ止めちゃったんですよ(^^;
その所為で、多少
FPS熱が冷めてしまい、少し間が空いてしまいました。

と言う事で、今回の「
シンギュラリティ」ですが、世界観と言うか、舞台がロシアって事で雰囲気が「メトロ2033」に大分似ていて少し心配だったんですが、それは杞憂に終わりました。
めっさ面白かったっスヽ(^∀^)ノ
自分がイメージした
FPSガンシューティンそのものって感じでした。
個人的には、武器のカスタマイズやスキルの獲得と言った要素があるのも好み。
まぁ、中盤以降スキルが充実すると一気に難易度下がるのが、生粋の
FPSプレイヤーにはヌルすぎるのかも知れませんが、FPS素人の自分には無問題。
あと、「
DEUS EX」よりは酔ったけど、プレイに支障がない程度で済んだのも良かったです。

じゃあ、大絶賛かと言うとそうも行きません(^^;
3点ほど気に入らない点があります。
1つめは、途中で仲間を守らなければいけないステージ、さらわれた仲間を見失わない様に追いかけるステージ、がありました。
仲間が死んでゲームオーバー、仲間を見失ってゲームオーバー、心底足手まとい(-' -)
守るのに、追うのに忙しくて、その間はステージ内を碌に探索出来ません。
性格的にいらいらする展開で、このステージをもう1度やりたくないと言う理由で、難易度を上げての2周目は見送ったくらい(^^;
ここさえなければ、もう1周遊びたかった。

2つめは、シナリオがあんまり好みではありませんでした。
タイムスリップものなので、行ったり来たりの整合性に疑問もあるし、遊んでいても良く判らん(^^;
だが、それはまだ許せる。
1番許せないのは、主人公が一切喋らない事。
その所為で、言われるがままにただ従っている様で嫌。

最初は、偵察部隊の隊員なのだから、部隊命令に従うのは良い。
しかし、異常事態に巻き込まれた以降は、本来自分の判断で行動するはず。
にもかかわらず、一切喋らないから提示された条件にただただ従うだけの展開に。
「了解」とひと言答えるだけでも違うし、「判った。仕方あるまい」と答えたなら違った個性も演出出来ます。
FPSだから主人公=プレイヤー感を出したくてそうしたのかも知れませんが、レンコ大尉と言うキャラ設定があるんだから=プレイヤーじゃないやん。
喋らせないで個性を殺した所為で、盲目的に指示に従う流れになってしまったのは、シナリオ的な致命傷だと思います。
DEUS EX」の様に、主人公が喋りまくっても面白いもんは面白いんですから、これは何とかして欲しかった。

最後が最も嫌いな点で、チェックポイントで自動セーブされるシステムなんですが、セーブデータが1つしかないので進めるとどんどん上書きされて前のステージを遊び
したり出来ません。
取り損ねを取りに戻ったり調べ
したりしたくても、勝手に上書きセーブされちゃうから無理。
せめて、クリアステージだけ遊ぶモードとかあればマシだけど、それもなし。
オフラインソロプレイのゲームでセーブが不自由なのって本当嫌い(-' -)
しかも、何故かセーブデータがストレージのどこにも見当たらなくて、バックアップも取れないと言う(^Д^;
箱○のソフトでセーブデータが隠しファイルになっているなんて、このゲームが初めてだし意味不明だわw

と言う訳で、基本的に
FPSガンシューとしては大変面白く、足手まといの仲間や喋らない主人公は気にならない人もいるでしょうから、充分おすすめ可能な秀作だと思います。
自分は、足手まといの仲間のステージがやりたくないのと、勝手に上書きされる仕様の所為で2周目を始めてしまったら1周目のクリア
前データが消えちゃうのが嫌なので、1周しか遊べなかったのが残念でした。
一応、最後の最後だけ自分の判断で結末を変える事が出来るのですが、選択後に自動セーブされるのにロードすると選択
前からなので、3パターンのエンディンを観られたのは好かった。
まぁ、それも、無理にもう1周遊ばなくて良い理由になってますけどね(^∀^;


個人的評価
★★★★☆(4/5)




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